看板の制作
鷲羽窯に登る坂道の途中にある木の看板が、長年の雨に打たれてとうとう腐って落ちてしまいました。
木を黒く塗装してから文字をペンキで書いただけだったので、一年もすると文字のペンキが剥がれて書き直す手間が結構かかっていました。その反省点を踏まえて、次の看板は文字を彫って、長年持ちこたえるものを作ろうと思い立ちました。
まずは土台となる木材を物色。腐りにくさや大きさなども考慮してこの木にすることに。何の木だろ??
鷲羽窯パンフレットに使っている父孝峰が書いた文字を取り込んでパソコンでデザインします。父が直接木材に筆で書くのが一番早いですが、後々微調整ができないので、この方法でいきます。サイズも木材の大きさに合うように設定しているので、実寸大で印刷します。
木材の上にカーボン用紙、印刷した紙を置いてしっかり固定します。
しっかり写っています。カーボン用紙は小学生の時によく漫画を写して遊んでいたので懐かしいです。
彫刻刀で一文字一文字彫っていきます。ちょっとずつ作業したので3日ほどかかりました。
余っていた防腐剤と人口漆を塗って仕上げをして、木に打ち付けて完成です。
下のHUTTEの看板はドンさん作です。
ようやく気になっていたことを一つ終わらせることができました。