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友達と蛍を見に木見駅の近くの川へ行ってきました。
一週間ほど前に別の友達に連れて行ってもらったのですが、道も暗く不案内な場所なので
迷ってしまい、道を教えてもらおうと近くにあった家を訪ねてみましたが、その家の方も
どこに行けば見れるのか知らないようでした。

仕方がないのでまっすぐ進んでいくと今度はステテコ姿のおじいさんがいたので
蛍について尋ねるとすぐ近くの学校の裏を流れている小川に行けば見れるんじゃ
ないかということだったので車を停めて学校の裏へ回りました。

水の音が徐々に聞こえてくると、ぽつぽつと闇夜に光っているのが見えます。

30匹ほどはいるでしょうか、空中をふらふらしたり木の葉の影で休みながら
光っているのもいます。しばし見とれてしまいました。

ふと我にかえると、上流のほうからかすかに女の子の声が聞こえてきます。
だれかいるのかなと川沿いの道を上っていくと6、7歳の少女が2人川の上で
何か枝のようなものを振っています。
「何をやってるの?」と尋ねると
「蛍がとれるんです」と言って枝のようなものを見せてくれました。
よく見てみると葉っぱの先がかすかに光っています。蛍が2匹逃げもしません。

少女に蛍のとりかたを教わって、大人三人で夢中になって蛍をとりました。

笹のような枝を見つけて蛍が飛んでいる所をキャッチするようにすれば
蛍は枝や葉っぱに止まってくれます。楽しいので皆さん蛍を見に行った際には
是非やってみてください。

あ、帰るときは川に放してあげましょう。

高明

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