秋の窯詰め

最近まで残暑が厳しかったのに、夜になると鈴虫が鳴くようになり、すっかり秋になっていますね。鷲羽窯から見える青空も澄んでいてとても気持ちのよい季節になりました。
鷲羽窯では毎年恒例の秋の窯詰めが始まっています。
今回も体験の作品、陶芸教室の生徒さんの作品、鷲羽窯の作品と窯にいっぱいに詰めていきます。備前焼は釉薬を使わない焼き物です。乾いた作品の上に藁を乗せて、その上にボタを乗せて薪による炎で景色を付けていきます。
今回も穴窯で焚きます。奥のほうから棚を作っていって真ん中にあたる5列目です。あと4列半詰めたら窯詰めは終了です。
体験に来られたお客様には窯場を案内して、どんな風に窯に詰めて焼いているのか時間があればできるだけ説明しています。なかなか見ることのできない光景ですので皆さん興味津々で話を聞いていただけます。
10月の10日前後に火入れの予定です。