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竜泉窯への道

竜泉窯の近くに狭い山合いを流れる小川にそって細い道が
あり、ただずむ家々はさびれ切っている。車で行ける終点
より徒歩で約30分程歩いたところが大窯の夢の跡。
小川を中心に南側と北側に荒れた丘陵があるだけ。往時は2000人
以上の職工が働いていたということも想像できないことはない。
窯跡の端から端までは3~4kmはありそうだ。

その中に建物は2棟。その内の1棟は明らかに民家だ。立ち寄ってみると壁はすべて周りの畑の土で塗られていて、その壁にはたくさんの
陶片が散見される。古びた感じから、私は直感で何百年経った
家かと尋ねてみたら、まだ40年だという。中に入ってみたら確かに
内装は新しい。しかも自分で建てたと言っていた。その技術を誉めて
いたら奥さんが家の横の物置から茶碗のかけらを持ち出してきて
くれるという。私は10元で(160円)お礼した。

竜泉窯までの行き方
抗州駅の東側に最近建てられたバスターミナル南駅から
麗水まで高速バスに乗った。9;10発14時に到着。麗水は
倉敷駅付近ぐらいの賑わい。一泊して麗水から目的地
竜泉へはバス(西駅)で一時間半(8;00発→10;00着)
田舎の竜泉といえど児島市街地よりはよっぽど大きい。
竜泉博物館はバス駅から歩いていける。(約20分)。
古窯跡の大窯までタクシーで往復2時間(250元でたのんだ)

孝峰

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